ぶろぐ

雑にゆるりとほんのりと

創作【クロサナvsMPK11期】

20XX年、世は大SNS時代。SNSのフォロワー数=強さという認識はポケモンサークルというオタクコミュニティにおいても共通していた。
特にこのクロサナという男は単独で約4000人ものフォロワー数を誇っており、ポケサー界隈では敵なしといった状態であった。
そんな彼に対し戦いを挑む者たちがいた。MPK(明治大学ポケモン研究会)の11期生である。彼らもまたクロサナほどではないが、力を合わせればクロサナにも届きうるフォロワー数を誇っていた。
団結すればクロサナを打破できるかもしれない。そう考えたMPK11期生はクロサナに戦いを挑むのであった。
しきはた「俺たちで力を合わせればクロサナを倒せるかもしれない」
おさか「ああそうだな」
ミキ「一人ではダメでも俺たち11期全員でなら。。。」
ろぜ「おれ鎖骨痛いからパス」
ソーマ「チノチャン...」
マー「アー」
クロサナ「ざこどもが。ぶっころしてやる」
こうして戦いの火蓋は切られた。
まず動いたのはおさかだった。彼はスマホを操作してこう言った。
おさか「俺はお前を倒すためだけにポケサーを始めたんだ。ここで死んでもらうぞ」
そう言って彼はクロサナに攻撃した。
しかしクロサナはこれを余裕でかわす。
クロサナ「俺を倒すだと?笑わせるな雑魚め!」
次に動いたのはミキだった。
ミキ「みんな!いくよっ!!」
11期生たち「おう!!!」
11期生たちは一斉に攻撃を開始した。
ミキは剣を振り下ろし、おさかは銃を撃ち、その他もろもろの攻撃がクロサナを襲った。
だがクロサナはそれをすべて避けた。そして……
クロサナ「効かぬわ!!!」
11期生たちに渾身の一撃をお見舞いする。その攻撃によってソーマがしんだ。
ソーマ「死ぬ前に走馬灯で好きなアニメのキャラ出てきてニヤケ止まらんw」
クロサナ「フハハハハ!!弱い!弱すぎる!!!」
続いて動いたのはロゼだ。彼女は大きな声で叫んだ。
ロゼ「うおおぉぉぉ!!やられたらやり返すぞコラァ!!」
クロサナ「なんだと!?」
ロゼはクロサナに向かって突進していく。
ロゼ「死ねェ!!!」
そう叫んで彼女はナイフを突き刺そうとした。しかしその攻撃をもクロサナはひらりとかわしてしまう。
クロサナ「バカが。お前らの負けだよ」
クロサナはロゼに向けて蹴りを放った。しかしそれはしきはたによって止められた。日々の人形劇修行によりウマ娘の脚力を常日頃から浴びているしきはたにとってそれは児戯も同義であった。クロサナ「なにぃ?」
おさか「今のうちにトドメをさすぞ!!」
11期生たち「おう!!」
11期生たちは再びクロサナへの攻撃を再開した。
ミキ「喰らえぇぇ!!!」
ミキは再び剣を振り下ろす。しかしこれはまた避けられてしまう。そしてカウンターの正拳突きでミキは腹に穴が開いてしんだ。
ミキ「ふぅーん……」(無念の死)
おさか「これで終わりだぁぁぁ!!」
おさかは拳銃を連射した。しかしこれも当たらない。さらに今度は回し蹴りでおさかの首は折れてしまった。
おさか「ゴホッ」クロサナ「ふん。他愛もないな」
次はおさかと同じく銃を撃つロゼだったが、クロサナのスピードにはついていけずあっさりと殺された。
ロゼ「ぐへえ」
おさか「ちくしょう」
おさかは拳銃を取り出し、最後の力を振り絞り引き金を引いたが、放たれた銃弾は当たるはずもなかった。
だが、彼らの攻撃も意味がなかったわけではない。少しづつではあるが、クロサナは消耗していた。
残されたしきはたとマーは最後の攻撃のために力をためている。
しきはた「スペチャンスペチャンスペチャンスペチャン...」
マー「アー」
マーはクロサナに向かって走り出した。
マー「アー」
マーはクロサナに向かって飛びかかった。
マー「アー」
マーはクロサナに飛びついた。
マー「アー」
マーはクロサナの体に噛み付いた。
マー「アー」
マーはクロサナを地面に押し倒した。
クロサナ「くそッ離せ!!」
クロサナは必死にもがく。
しかしマーは離れない。
クロサナ「なぜだ?どうして離れないんだ!?」
クロサナは理解できない様子だった。
そこに追いうちでしきはたのマギがクロサナに炸裂した。
実はしきはたは先にしんだMPK11期たちとノインヴェルト戦術を行っていたのである。
クロサナ「ぐあああぁぁ!!」
クロサナにマギが直撃した。
その威力は凄まじく、クロサナは塵も残さず跡形もなく消えた。
しきはた「やったんだな...みんな、ありがとう。。。」
マー「アー」
こうしてしばらくはしきはたとマーにより、ポケサーのオタクは幸せなTwitterライフを送れるようになったのである。
めでたしめでたし。——————
あとがき
これ書いた後で知ったんですけど、 クロサナってポケモンGOにも出てくるらしいですね笑笑 まあそんなことはどうでもいいです。
この小説はフィクションなので。